ピザ釜作りに挑戦しよう

南仏エクサンプロバンスにあった石釜に憧れて

とにかく誰もが耐火モルタルの扱いには悩まされるようで、耐火モルタルはレンガを置く側、載せる側の両方にこすりつけて接着性をよくすることがコツだといいます。

 

フランス旅行で訪れたエクサンプロバンスのレストランにあった石釜をイメージしたという石釜、作り方の続きは以下のとおりです。

 

3:火口上部の仕切りにレンガを2段並べる(ベニヤ板に鉄筋を置き、モルタルを敷いてレンガを置く。用心のため、1段めと2段めの間にさらに鉄板を入れる)。

 

4:下バッフル板を入れる溝にベニヤ板を入れる(600mm×300mm×60mmの規格品を使用)。
5:バッフル板の手前が20㎝前に出て不安定になるため、鉄板を入れて補強しながら中棚工事を続ける。

 

6:バッフル板の上にも3段レンガを積む。

 

7:アーチ部分の設計を考える。アーチの強度を出すには半円がよいとされるので、台形形のレンガを購入。設計図から計算して必要量は60個。

 

8:天井アーチ部の型枠を作成。コンパネを直径50㎝の半円に切り抜く。レンガの中心と置く角度がわかるように印をつけ、円の中心と結んだ線を引いておく。

 

9:ベニヤとコンパネをつかって、アーチの型枠を石釜の壁上に設置。

 

10:レンガをコンパネに引いた線に位置と角度を合わせながら置いて、貼りつけていく。